✂︎ Ep-133

挨拶と自己紹介を済ませ、ゲストを席に案内すると第一声が「懐かしいブラシがある」だった。クッションブラシの名を持つ髪と頭皮を梳かすためのブラシ。ブラシは頻繁に購入するものではなく“親から子へ”を謳っているメーカーも多く存在する。最もポピュラーな形状のブラシで、今よりもずっとブラッシングが当たり前の頃は…なんて説明を加えると「そうそう、私も母に梳かしてもらってた。その後にベビーパウダーをつけてもらって、べっぴんさんになりますようにって顔をたくさん触ってもらった記憶がある」そう仰った後に1歳になる娘へも同じようにブラッシングをしてあげますと続く。まさしく“親から子へ”を感じる瞬間だった。