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『安藤さん、世界一難しいとされる試験ってなんだと思う?』ゲストからの出題に答えられないでいると、こんな話を伺った。(一部に補填含)

車体が黒色で背が高いところから『Black Cab』の愛称で知られ、市民や旅行客からも尊敬されるロンドンのタクシードライバー。その名誉を勝ち取る為には“世界一難しい試験”と呼ばれる超難関をくぐらなければならないのだとか。ロンドン中心部から半径10km内にある2万5000本もの道路・建物・駅や公園などの2万カ所以上におよぶ公共施設、一方通行等の全ての道路事情を把握する必要があると定められている。640個の始点・終点からなる320ものルートのうち試験では一つがされ、特定地点の正確な位置と最短距離である道筋を地図に描き、そのルート上の全ての道路・交差点名を口答しなければならない。また、その間にあるホテルやレストラン名も随時把握しておく必要があり、変わりゆく町並みを自らの足で調査し続けなければならない。こうなるとホテルのコンシェルジュとなんら変わりない。ありとあらゆる事態を想定の中に組み込むだけでなく、咄嗟の機転や柔軟性も必要となるため“世界一”の称号がつくのも頷けた。